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介護保険制度はこれから重要になる保険です。保険の目的などをよく理解しておく必要があります。
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介護保険制度は2000年に導入されましたが、上手に利用する必要があります。

介護保険制度が導入される前は、介護に関する制度としては、「措置制度」がありました。
これは、今でいう、「要介護」「要介護支援」といった介護が必要かどうかの判断を、市町村等の各行政が行っていたもので、必要と判断された人に対して介護施設への入所を許可したり、訪問や在宅介護サービスの利用をすすめていた制度です。
現在の制度との違いは、介護を受ける側が介護サービスを選ぶことができない、という問題がありました。また、介護が必要かどうかを判断する時も、所得調査が必要になるなど、心理的に負担をかけるような調査も含まれていました。

今ではそのような措置制度は廃止され、介護保険制度が取り入れられることになりました。
この介護保険制度というのは、40歳以上の方が支払っている、介護保険料を財源として運営されている保険で、従来の措置制度と異なり、要介護の人は、誰に気兼ねをする事も無く介護サービスを受ける事が可能になりました。

また、今までは選ぶことができなかったサービスも選べるようになったため、介護の幅が大きく広がったといえます。

しかし、デメリットもあります。
以前の措置制度の場合はやらなかった手続きを、介護保険制度では自分で行う必要があるということです。これは人によっては困難を伴う恐れがあります。
その反面、自分で申し込んだり契約したりすることで、自由に介護サービスを受けることができるようになったことは、大きなメリットです。
 

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