2010/11/30 (Tue) 09:11:28 ケアプラン

介護サービスを受ける際には､ケアマネージャーと呼ばれる人がケアプランを作成することになります｡

このケアプランは､要介護度によって､どのようなサービスを提供したらよいのか､そしてその頻度や､どんなサービスを受けたらよいのか､といったことを決めながら作成していくことになります｡
要介護度によって､というのは､必要な介護の度合いによって上限費用が決まっているからで､その費用の中でサービスを受けることになるからです｡

介護保険制度によって受けられる介護サービスの自己負担額は1割で、残りの9割は介護保険料から支払われます｡
但しこれは､ケアプランを作成していることが前提の話で､ケアプランを作成せずに介護サービスを利用した場合は､一時的に費用を全額負担しなくてはなりません｡　そしてその後に、申請をして9割を戻してもらうことになるます｡
全額自己負担は､一時的な対応ではありますが､やはり大きな負担になりますので､できる限りケアプランをは作成することが大切です｡

ケアプランはケアマネージャーに作ってもらうのが一般的となっていますが､個人でも作成することができます。
しかし､介護保険制度を完全に理解するのは、多くの人にとっては難しいので､慣れるまではケアマネージャーと一緒に作っていくようにして､知識を蓄えていくの
がよい方法です｡
そして徐々に自分達の意見も取り入れていくようにします。